十条フットボールクラブレディース 4-1 FUSION
得点者:2分3番土田選手(十条)、16分3番土田選手(十条)、17分10番栗原選手(十条)、17分10番栗原選手(十条)、23分4番山見選手(FUSION)
この日もベンチ入り6名と厳しい布陣の十条だったが、開始2分3番土田選手のゴールで先制点を奪うと試合の主導権を握る。FUSIONはパスは回るが、なかなか良い形での攻撃が組み立てられない。それでもイプシロンで前からプレスをかけて十条を押し込みに図る。しかし十条は前半の内にそのプレスにも徐々に慣れ、ボールが回るようになってきた。
後半4分、次の点も十条。またもや3番土田選手の得点で点差を広げると、続く5分にも10番栗原選手がくみなステップからディフェンスの体勢を崩し、得意の左足でミドルシュートを突き刺した。更に再び栗原選手がゴール前にできたスペースに顔を出しパスを受けると素早くシュートを振り抜き連続得点を挙げた。FUSIONはこの時間帯浮足立ってしまったのかペースを立て直すく事ができなかったのは悔やまれる。しかし後半終了間際の11分に相手ゴール前に押し込み、こぼれ球を奪うと2対1の数的優位を活かし4番山見選手が得点を奪い、一矢報いた。
試合を通じてはリスクの掛け方に軍配のある、十条の試合巧者ぶりが目立った。