ceu paleta A&S 1-1(PK3-1) Naporeon Futsal
得点者:20分4番大石選手(Naporeon)、27分2番宇津木選手(ceu)
無欲の勝利で勝ち上がってきた群馬県のNaporeonは関東昇格まであと1勝。ceu paletaはシーズン終盤に負傷した2番宇津木有選手が復帰。しかし同様にシーズン中に負傷した20番宇津木恵選手は参入戦に間に合わなかった。それでも背番号20番を付けてベンチに入り味方に声援を送る。
ceu paletaは関東リーグ同様、引いて守りカウンターを中心に攻撃を組み立てる。一方のNaporeonは後ろ3枚、もしくは2枚でほぼポジションを固定し横パスを繰り返す。相手の守備の門が開いた所にピヴォが顔を出して縦パスを送る所からスイッチが入り、一気にチームが動き出す。特に難しい事はしていないが、基礎能力が高く、前線にボールキープができる選手が控える事で少しずつではあるが、Naporeonのペースとなっていく。試合序盤、コンビネーションが合わなかったceu paletaは徐々にカウンターの精度が上がり、13番間瀬選手の豊富な運動量で前線をかき回しロングボールからシュートまで持ち込みチャンスを作る。NapoeonもGK21番塚越選手を中心に粘り強く守り、様子を伺いながらの前半は0-0で折り返す。
前半から気のあったプレイを見せていたNaporeonの18番内田選手と4番大石選手のコンビで後半6分に先制点を奪う。右サイドを突破した18番内田選手の突破からの折り返しにファーサイドへ走り込んだ4番大石選手が合わせてNaporeonが待望の先制点を奪う。後がなくなったceu paletaは失点直後から13番間瀬選手をGKにしてパワープレイを開始する。Naporeonはしっかりと引いて縦へのパスをケア。ceu paletaは13番間瀬選手を左サイドに置いて落としを2番宇津木有選手の強烈な左足でゴールを狙う形からのシュートを次々に放っていく。その執念が実ったのが後半12分、狙っていた形からシュートはゴール前の密集地でGKのブラインドとなったか糸を引くように、ゴールへ吸い込まれていった。値千金のゴールを奪ったceu paletaはこのままの勢いでPK戦へと突入。Naporeonは1人目を決めたものの2人目から3本連続で防がれたの対してceu paletaは4本注3本を決めて勝負あり。1-1(PK3-1)のスコアでceu paletaが勝利し関東残留を決めた。