Amaralo/峰FC vs Forest ANNEX
得点者:10分23番小櫻選手(ANNEX)、19分4番駒田選手(峰)、28分16番宇津木選手(ANNEX)
あと1勝まで来たANNEXに立ちはだかるのはAmaralo/峰FC。2日で3戦目となるANNEXは疲労との戦いがカギか。試合は立ち上がりから両チーム共にボールポゼッションを高めようとパスを回す。峰は鋭いカウンターで前半9分にGKと1対1の場面を作り出すが、GK17番手塚選手の攻守に阻まれチャンスを逸する。逆に前半10分、自陣の細かなパス回しから左サイドのパラレラで数的優位を作り、折り返しを23番小櫻選手が飛び出すGKを冷静にかわして無人のゴールに流し込んだ。ANNEXは時折前からのプレスをする事もあり、峰は素早い寄せにプレーの自由を奪われ徐々に攻撃の勢いを失っていく。ANNEXはその後何度か決定機を迎えるが追加点は奪えず、前半はANNEXが1-0とリードして折り返した。
後半に入ってもANNEXは優勢。しかし後半4分、少ないチャンスを峰がものにする。自陣でボールを奪うと10番宮川選手を経由しディフェンスの裏に抜けた4番駒田選手へパス。素早く放ったトゥキックでのシュートは一旦GKに阻まれたように思えたが、手をすり抜けてゴールへ入ってしまった。同点に追いついた峰は活気を取り戻し、ANNEXと互角に競っていく。この後、峰のGK15番山下選手、ANNEXのGK17番手塚選手が好守を連発。シュートがなかなか入らないと見るやファー詰めで合わせようとする両チームだったが、これがなかなか合わず、チャンスを決めきれない。時間は徐々に残り少なくなり、PK戦を意識した後半28分、ANNEXは右コーナーキックからフィクソの27番鹿毛選手に戻すとこれをダイレクトでシュートパス。ファーに走り込んだ16番宇津木選手がドンピシャで合わせて土壇場で勝ち越しに成功する。残り時間、峰は素早くゴール前にボールを供給しチャンスを作ろうとするが、逆にカウンターに持ち込みANNEXがチャンスを作り、カウンター合戦の様相となった。しかしスコアは変わらず2-1でANNEXが勝利し関東リーグ昇格を決めた。