第9回全日本女子フットサル選手権表彰式・総評 - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

第9回全日本女子フットサル選手権表彰式・総評

2012年11月 4日 22:15

優勝:FUNフットサルクラブLadies com VEEX

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準優勝:Bardral浦安Las Bonitas

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3位丸岡RUCKレディース、CAFURINGA BOYS東久留米

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フェアプレー賞:FUNフットサルクラブLadies com VEEX

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優勝のFUNには心からお祝いを述べたい。FUNの優勝については別途記述するが、一言で言うと今年のFUNは負ける事で強くなっていった。


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浦安は悔しい5度目の2位。大会前には「この大会は浦安が優勝する為の大会」という声も出ており、大きなチャンスだった言えるが、念願の初優勝は飾れなかった。フットサルの内容については申し分ない。これからフットサルを覚えようとしている、もしくは本格的にフットサルをはじめたいと思うチームには本当にお手本になるフットサルを展開する。それは浦安の男子チームにも通ずる浦安のアイデンティティとも言える。選手も揃っており、日本代表経験者は4名と出場チームでは最多。同じレベルの2セットを作り、且つ同じフットサルを展開できるのは浦安しかいなかった。

しかし"何か"が足りないが故に勝者になり得ていない状況にある。その"何か"は優勝を手にしてから分かるものなのか、備えていなくては優勝できないのかは分からない。その"何か"はまた次回への宿題となってしまった。今回も北九州まで来てくれたサポーターと共に歓喜の涙を流せるよう、また1年"何か"を追い求めるだろう。


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大会に爽やかな旋風を巻き起こしたのは丸岡RUCKレディース。2011年1月には丸岡RUCKガールズとして女子だけのチームで小学生フットサルNo1を決める全国大会、バーモントカップに出場した事でも有名になったチームだ。他地域に遠征したり、地域リーグへも参戦しており、今回の全国大会で3位という結果を残し、関係者の努力が実を結んだ。しかし準決勝では優勝したFUNに9-2と大敗し大粒の涙を流した。改めて全国レベルでの課題、そして目標も生まれた。準決勝後にFUNとは意気投合。予定している関東遠征での再会と再戦を約束し、またフットサルの輪が広がった。今大会、怪我や受験の影響でフルメンバーではないにも関わらず準決勝進出した平均年齢10代半ばのチームの今後を注目して行きたい。


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丸岡とは違い、大人のフットサルを展開し2年連続3位となったCAFURINGA。写真を見ても分かるようにママさんもいて、活動状況を見ても日本一という目標は掲げていないようだが、それでも要所要所を抑えた戦いぶりで好成績を収めた。何度も書いたが、今季は8番稲田選手、25番槇選手の加入は本当に大きい。日本一を経験した事もある両選手が入った事で6番芝原選手の負担も減り、チーム力は格段にUPした。現在東京都リーグでも首位をキープしており、3年越しとなる関東昇格の夢も現実となるかもしれない。


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昨年は兵庫のarco-irisgが優勝、大阪のFC VALEが3位と関西勢の健闘が光ったが、今大会は準決勝進出4チーム中、3チームを関東勢が占める事となった。過去を振り返ってみると第4、6、7回に続いて4回目となる。打倒FUN、打倒関東を成し遂げるのはどのチームとなるのか。この大会が終わった瞬間に来年の大会のスタートとなる。

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