府中アスレティックFCセグンダ 3-4 府中アスレティックプリメイラ
得点者:10分13番縄田選手(プリメイラ)、14分11番林選手(セグンダ)、17分9番田辺選手(セグンダ)、24分12番島崎選手(プリメイラ)、28分8番小室選手(セグンダ)、29分9番藤田選手(プリメイラ)、29分5番七五三掛選手(プリメイラ)
今季から名称を変更したが、妹分のチームのセグンダが1部へ昇格した事で"府中ダービー"ならぬ"府中アスレティックダービー"が行われる事となった。会場が東久留米という事が若干残念か。
試合立ち上がりから姉貴分のプリメイラが落ち着いてボールを回し主導権を握る。しかしパスは回るがフィニッシュの精度が良くなくゴールがなかなか決められない。しかし前半10分プリメイラ14番西岡選手が相手ボールをカットし右サイドを駆け上がるとゴール前にシュートパスを放つと13番縄田選手が合わせて先制点を奪う。しかし前半終了間際にセグンダ11番林選手のミドルのループ気味のシュートがGKの不意を突き、これがゴールに吸い込まれ、同点でハーフタイムを迎えた。
この得点で固さが取れたのか後半に入りセグンダの動きが良くなってくる。防戦気味だった前半とは違い、迷わず勝負を仕掛ける場面も出てくる。すると後半2分に9番田辺選手が放ったシュートを一度はGKがキャッチしたがこれがゴールとなりセグンダが勝ち越しに成功する。勝ち越したセグンドは守りに入らずディフェンスラインを高く保ち一歩も引かない。しかし後半10分プリメイラ12番島崎選手のゴールで追い付き再び振り出しに戻す。互角の試合となり、中盤一進一退の攻防を見せる府中アスレティックダービーは終盤に大きく動く。後半13分、残り2分を切った所でセグンド8番小室選手が左サイドを突破しそのままシュートを決めセグンダが土壇場で勝ち越しに成功する。残り2分を切ってからの1点ビハインドにプリメイラはたまらずタイムアウトを取り、残り時間について入念な指示。するとこれが功を奏したか残り25秒でプリメイラ9番藤田選手の中央突破からゴールを決め3-3の同点に追い付く。更に再開直後にボールを奪ったプリメイラ5番七五三掛選手が冷静にゴールを決めて4-3と勝ち越しに成功。劇的な展開からプリメイラが勝ち点3を奪い、何とかトップチームのメンツを保った。