CAFURINGA BOYS東久留米 4-1 FUGA Ladies
得点者:11分5番中村選手(CAFURINGA)、14分5番中村選手(CAFURINGA)、15分21番勝俣選手(FUGA)、25分19番小野選手(CAFURINGA)、27分オウンゴール(CAFURINGA)
昨季開幕から4連続引分けと1部の台風の目となったFUGAは今季やや苦戦。開幕から2連敗を喫している事はもちろん得点数1と持ち前の攻撃力が発揮できずにいる。一方CAFURINGAは順調に2連勝を果たしリーグ期間中に開催された全日本選手権の東京都大会でも優勝を果たし好調を維持している。
試合序盤いつものようにFUGAは積極的に前線からプレスをかける。CAFURINGAのスピードにFUGAが対応し押し込む場面も多く、CAFURINGAはやりにくそうにしている様子。FUGAはゴール前迄攻め込むチャンスもあったが、何とかCAFURINGAが凌ぎ、長い速いパスを出す事でプレス回避の糸口を探る。すると徐々にCAFURINGAも攻撃の場面が増え、6番芝原選手が何度かチャンスを作り出すがゴール迄至らない。スコアが動いたのは前半11分、右サイドのチョンドンをCAFURINGA5番中村選手がゴール上に突き刺し1-0でCAFURINGAがリードを奪う。更に前半終了間際の14分にもCAFURINGAは6番芝原選手の右サイド突破からシュートと見せかけ5番中村選手へパス。これを冷静に決めて2点差としてハーフタイムを迎えた。
前半惜しい場面を作っていたFUGAは後半、右コーナーキックから21番勝又選手がゴールを決めて1点差へ追い上げる。一気に同点、勝ち越しまで行きたいFUGAは積極的にプレスをかけてCAFURINGAを押し込もうとするがリードしている事でCAFURINGAは判断を早くし、リスクを背負わないようにする。すると中盤過ぎから広いコートでのプレスにやや疲れが出てきたのかやや出足が重たくなる。次にスコアが動いたのは後半10分、CAFURINGA6番芝原選手が中央から左サイド9番豊田選手へパスを送るとディフェンスと競り、倒れながらもゴール前へシュートパス。これを19番小野選手が詰めて3-1とリードを広げる。苦しくなったFUGAは体力的にも厳しくなり、プレーの精度が落ちきてしまったか切り替えもやや遅くなっているように感じた。すると後半12分CAFURINGAのシュートがゴール前のDF(ハリバーン?)に当たり不運にもオウンゴールを献上。FUGAは3点を追い上げる事ができず開幕3連敗となってしまった。
CAFURINGAは今季選手層も厚く、好調をキープしている。前半こそFUGAのプレスに苦しんだが、これにアジャストし反撃したのはさすが。守備の安定は群を抜いており、優勝候補筆頭の噂に違わない実力を見せている。CAFURINGAを止めるチームは出てくるのだろうか。