今季の関東女子フットサルリーグの開幕戦は昨年関東リーグの覇者Bardral浦安Las Bonitasと埼玉県リーグ参戦初年度を全勝優勝し、更に参入戦を勝ちぬき一気に関東リーグへの昇格を果たしたSAICOLO。第1節に昇格チームと昨季優勝チームとの対戦はリーグ戦ではよく組まれるカードだ。昨年と比べると浦安は吉川選手がSWHLへ移籍し岩崎選手が選手登録を行っていない様子。代わりに日本女子フットサル代表の絶対守護神本多選手がAventura川口より古巣へ復帰するという形で加入。更に昨年怪我で棒に振った13番阿部選手も復帰、また若手の入団選手もあり、連覇へチーム力を充実させている。
試合はSAICOLOがポールを回しダイレクトを多用して時折前から寄せる浦安をうまくかわす。安易に足元に飛び込むとかわされる事が分かると少し距離を置いてボールの出しどころに寄せるようにアジャストする。SAICOLOの縦へ入れるパスの精度やスピードによってうまく体を寄せ起点をつくらせないような守備の体制を敷いた。2ndセットに登場した新加入の18番和泉選手は堂々のプレーを披露。まだ若いながら恵まれた体格を生かしてふてぶてしささえ見れるプレーを見せSAICOLOはサイドでの突破の対応に慎重になっていた。それでもボールポゼッションはSAICOLO。ローテーションしてボールを回す訳では無いが、浦安の飛び込むとかわされるという意識からボールポゼッションは必然的にSAICOLO有利に見えた。浦安はボールを奪うとカウンターで攻めにかかるがSAICOLOの読みとスライディングに苦しみシュートは放つもののGK22番橋本選手の安定感ある好セーブもあり得点を奪えなかった。両チーム前半はやや様子見なのかリスクをかけない戦いを見ているようにも感じた。
後半立ち上がりは浦安がボールを回しポゼッションを高める。しかし浦安のローテーションがSAICOLOのマンツーマンディフェンスにうまくマッチしてしまったのか、それともSAICOLOの状況判断が良かったのか浦安の攻撃は徐々に停滞していってしまう。SAICOLOも徐々にシュートを増やしていくが仕掛ける場面があまり多くなくパスにうまく対応した浦安の守備にかかる事も多かった。更に浦安のゴール前に控えるGK12番本多選手が後ろからのコーチングで締め、ラスト27秒のSAICOLOのビックチャンスも抜群の飛び出しで1対1を防ぎ、試合は0-0のスコアレスドローで終わった。
まだ一戦を戦っただけではあるが、SAICOLOのポテンシャルは浦安と引き分けただけで推し量る事はできる。まだフットサルによく見られるローテーションや戦術という面には手を付けていないようでも充分戦えるスキルを持っている。実力を隠しているようにも見え不気味な存在であり、今後も要注目だ。
今節はいつもゲームを作る4番小林あ選手が昨季関東リーグ最終節のサスペンションで出場できなかった事が響いたか。それでも未知の相手に対して開幕節の第1試合目という難しい状況である事を考えると最低限の結果は残せたのではないだろうか。今後修正してくる事は確実だろう。
試合はSAICOLOがポールを回しダイレクトを多用して時折前から寄せる浦安をうまくかわす。安易に足元に飛び込むとかわされる事が分かると少し距離を置いてボールの出しどころに寄せるようにアジャストする。SAICOLOの縦へ入れるパスの精度やスピードによってうまく体を寄せ起点をつくらせないような守備の体制を敷いた。2ndセットに登場した新加入の18番和泉選手は堂々のプレーを披露。まだ若いながら恵まれた体格を生かしてふてぶてしささえ見れるプレーを見せSAICOLOはサイドでの突破の対応に慎重になっていた。それでもボールポゼッションはSAICOLO。ローテーションしてボールを回す訳では無いが、浦安の飛び込むとかわされるという意識からボールポゼッションは必然的にSAICOLO有利に見えた。浦安はボールを奪うとカウンターで攻めにかかるがSAICOLOの読みとスライディングに苦しみシュートは放つもののGK22番橋本選手の安定感ある好セーブもあり得点を奪えなかった。両チーム前半はやや様子見なのかリスクをかけない戦いを見ているようにも感じた。
後半立ち上がりは浦安がボールを回しポゼッションを高める。しかし浦安のローテーションがSAICOLOのマンツーマンディフェンスにうまくマッチしてしまったのか、それともSAICOLOの状況判断が良かったのか浦安の攻撃は徐々に停滞していってしまう。SAICOLOも徐々にシュートを増やしていくが仕掛ける場面があまり多くなくパスにうまく対応した浦安の守備にかかる事も多かった。更に浦安のゴール前に控えるGK12番本多選手が後ろからのコーチングで締め、ラスト27秒のSAICOLOのビックチャンスも抜群の飛び出しで1対1を防ぎ、試合は0-0のスコアレスドローで終わった。
まだ一戦を戦っただけではあるが、SAICOLOのポテンシャルは浦安と引き分けただけで推し量る事はできる。まだフットサルによく見られるローテーションや戦術という面には手を付けていないようでも充分戦えるスキルを持っている。実力を隠しているようにも見え不気味な存在であり、今後も要注目だ。
今節はいつもゲームを作る4番小林あ選手が昨季関東リーグ最終節のサスペンションで出場できなかった事が響いたか。それでも未知の相手に対して開幕節の第1試合目という難しい状況である事を考えると最低限の結果は残せたのではないだろうか。今後修正してくる事は確実だろう。