FUSION 2-2(PK2-3) TOCAR
得点者:1分4番大石選手(FUSION)、14分4番大石選手(FUSION)、16分19番佐藤選手(TOCAR)、19分10番満尾選手(TOCAR)
昨季プレーオフ決勝で府中アスレティックFCプライマリーに敗戦を喫し入替戦でもC.A.Evolution Hermanas(現Festilo)に引き分けでとなり規定により昇格を果たせなかったTOCARと昨季評判は高いものの下位リーグに沈んだFUSIONの戦い。両チーム共にリーグ戦無敗でこの試合を迎えた。
試合開始早々いきなり試合が動く。FUSIONのカウンターでドリブルで抜けた14番守田選手からのパスをエース4番大石選手が決めて先制点を奪う。先制点を奪われたTOCARは前からプレスをかけてFUSIONを自陣に押し込む。そしてサイ―で縦の前線に起点を作り攻撃を組み立てる。TOCARはポゼッションを高め、チャンスも何度となく作りだすがGK1番篠塚選手の好セーブもありシュートが決まらない。しっかりと守りを固めたFUSIONは前半終了間際に4番大石選手が自陣からのカウンターで独走し得点を決め、貴重な追加点を奪った。
試合を優勢に進めながら2点のビハインドを背負ったTOCARは後半1分に19番佐藤選手が前線からプレスをかけボールを奪うと素早くシュートを放ちゴールを決めて良い時間帯に1点を返す事に成功する。この後も攻勢に出たTOCARがFUSIONを圧倒。すると後半4分にピヴォの位置で張る19番佐藤選手へボールが入ると10番満尾選手が走り込みシュートを放つ。このシュートはループ気味となりGKのタイミングが外れ体勢を崩しGKの頭上を越えゴールに吸い込まれていった。この後積極的に攻めるTOCAR、守りながらカウンターを狙うFUSIONはお互いにチャンスを作るがGKの好守で守り切り2-2のままタイムアップ。試合の行方は規定により延長戦を行わずPK戦へと突入した。
PK戦はTOCARのGK12番佐藤選手が2連続で止めるがTOCARも2連続失敗と予断を許さないPK戦はサドンデスに突入。FUSIONは6人目を外し迎えたTOCARは14番鈴木選手が確実に決めてこの試合を制し2部参入を決めた。
TOCAR齋藤監督談話
?まずは2部昇格おめでとうございます。
ありがとうございます。
?この試合2点を先制されてから同点に追い付きました。
失点するとしたらカウンターだと思っていました。しかし2点取られるというのは想定外でした。ただ相手もプレーオフや決定戦は昨年経験しておらず前からプレッシャーをかける事でチャンスは必ずあると思っていました。コーナーキックを不用意にカットされてカウンター発動されないかだけ気になっていました。また相手はGKが良いのと17番守田選手、4番大石選手は要注意だと思っていました。
?来季2部での抱負を聞かせて下さい。
2部は未経験ですが体育館で試合ができるのが嬉しいです。チャレンジして選手には楽しんで欲しいとお思います。