Bardral浦安Las Bonitas 2-6 FUNフットサルクラブ com VEEX
得点者:2分5番竹澤選手(浦安)、6分9番四宮選手(FUN)、15分9番四宮選手(FUN)、26分15番小出選手(FUN)、36分8番須佐美選手(FUN)、38分15番小出選手(FUN)、39分小出選手(FUN)、39分11番吉川選手
前節で関東リーグ優勝を決めている浦安は長年のライバルFUNを倒して名実共に関東ナンバーワンを勝ち取りたい所。一方FUNは今季全日本関東大会では浦安に敗退し全国への道を断たれ、関東リーグでも引き分けと浦安に負け越している。最後に浦安を倒しFUNここにありを印象付けたい。
試合は立ち上がりからお互いの意地がぶつかり合う激しい展開。ハーフラインよりやや前からボールへの寄せが激しくし落ち着かない展開。先制点は浦安。前半2分左サイドキックインを受けようとボールに寄る5番竹澤選手がディフェンスの勢いを使って反転しGKとの1対1を難なく決め先制点を奪う。得点が動いても激しい展開が続きお互いスライディングの応酬で自由に攻撃を作らせない。ゲーム開始から積極的にパスカットを狙っていたFUN9番四宮選手が浦安陣内でパスカットするとそのままゴールを陥れ同点に追い付く。この後お互いの前プレで各所で激しくボールを奪い合い攻撃を作るまで行けない両チーム。12分にはFUNが怒涛の連続シュートを放つがGK1番小林奈選手を中心として体を張ったディフェンスでこれを凌ぐとこの攻防に観客から歓声と拍手が自然と沸き上がった。徐々に攻撃の場面を増やしたFUNは前半15分、15番小出選手が第2PKポイントの高さで左サイドからボールを中へ運ぶと左サイドをオーバーラップした9番四宮選手へヒールで落とすと、思い切り放った左足のシュートが決まり勝ち越しに成功する。見応えのある前半は2-1FUNリードで折り返した。
後半に入るとやや落ち着いた展開。お互いの持ち味でもあるパス回しで守備のギャップを狙う。すると後半6分、右サイドで4番吉林選手がフィクソへパスを出してパス&ゴーでライン間でボールをもらうと素早く前を向き倒れながらシュート。一旦はGKに防がれるがこぼれ球を15番小出選手が押し込み欲しかった追加点を奪う。更に36分左サイドでFUN15番小出選手が放った左足トーキックをGKが逆サイドにはじくとここに走り込んだ8番須佐美選手が押し込み3点差を付ける。この直後に浦安は3番吉田選手をGKにしてパワープレイを開始。ここからは浦安が慎重にボールを回しシュートに持ち込むが体を張って守るFUNの守備を崩せない。逆に38分パワープレイのボールが浦安陣内に流れた所をFUN13番服部選手が突っかける。たまらず浦安がクリアし得たコーナーキックの時に素早く再開するとGKの交代を行っていた無人の浦安ゴールに15番小出選手が左足でボレーを叩き込み追加点を奪う。39分にもFUNのGK1番森選手がシュートをキャッチしパントキックでゴールを狙うと懸命にペナルティエリアに戻った浦安4番小林あ選手だったが、頭上を越えようかというボールをたまらず手でたたき落とし一発退場。これで得たPKをFUN15番小出選手が冷静に決めて5点差を付ける。残り僅かの時間だったが浦安は意地を見せた。浦安のエース11番吉川選手が左サイドの3番吉田選手とのワンツーから左足でのスライディングシュートで1点を返す。しかしこの直後にタイムアップ。久しぶりに見るFUNらしい気迫あふれる試合で6-2と完勝し優勝の浦安にリーグ戦唯一の黒星を付けた。