Amaralo/峰FC 3-2 CAFURINGA BOYS東久留米
得点者:7分18番工藤選手(峰)、9分6番渡辺夏選手(CAFURIGA)、14分18番工藤選手(峰)、16分8番坂本選手(峰)、19分20番豊田選手(CAFURINGA)
準決勝で勝利し全国大会出場を決めた両チームだったが、どちらが勝利しても初優勝となる事もあり、試合は立ち上がりから激しいものとなった。お互いの持ち味を見せる展開となったが前半5分に峰のエース10番宮川選手が決定的機会の阻止という理由で退場処分となる。やや不運な判定だったかもしれないが、試合早々にしてチームの大黒柱を失った事実は変わらない。しかしこの数的不利の中で7分18番工藤選手が鋭い反転から左足で叩き込み先制点を失う。すぐに立て直しを図ったCAFURINGAは9分に6番渡辺夏選手の得点で追い付いて同点に追い付きハーフタイムを迎えた。
後半に入って2分、峰18番工藤選手のゴールで再び突き放すと更に4分にも峰8番坂本選手が左サイドからのシュートパスをファーで押し込んで2点差と引き離しにかかる。圧倒的に攻め込んでいるCAFURINGAは7分に20番豊田選手がゴールを決めて1点差に追い付くが、なかなかゴールを決められず時間だけが刻々と流れて行く。結局守り抜いた峰が3-2で逃げ切り関東大会初優勝を果たした。
峰は10番宮川選手を欠きながらも関東大会初優勝という大きなタイトルを手にした。試合を通じてのシュート数は峰18本に対してCAFURINGAは42本。GK山下選手が中心となり守備をまとめ上げたのは成長の印だろう。この大会は8回目を迎えるが関東を制したチームが全国大会でも上位の成績をあげている。決勝を戦った両チームの全国大会での戦いぶりに期待したい。