Fuchu Athletic Ladies 1-0 Forest ANNEX
得点者:11分10番晩田選手(府中)
首位を走るCAFURINGAを追う両チーム。勝ち点3を獲得してCAFURINGAを射程距離圏内に収めておきたい所。府中はサイーの形でサイドの縦に起点を作り攻撃を組み立てる。ボールポゼッションはやや府中優位か。ANNEXは何か前線でボールが収まらず効果的な攻撃が作れずやや苦戦しているようにも見える。リスクを避けながら戦っているようにも見えた試合は前半11分左サイドからの折り返しを10番晩田選手がゴール前ダイレクトで合わせて先制点を奪う。1点ビハインドを背負ったANNEXは前からプレスをかけるがこれを府中が冷静に対応し1-0の府中リードで前半を折り返した。ANNEXは何か消化不良のままハーフタイムを迎えたようだった。
後半頭からANNEXは前から寄せ、府中を押し込む。すると府中はボールが回らなくなりプレス回避もままならなくなってくる。ANNEXは徐々に試合の主導権を握りつつあるがなかなかシュートまで持ち込めず決定機が作れずにいた。府中は時折カウンターを見せるがANNEXの巧みなカバーリングにかかりなかなかANNEX陣内での攻撃の組み立てができない。しかし府中もある程度前プレに慣れて来たのかANNEXも攻撃が停滞してしまう。試合終盤ANNEXは必死に攻撃を仕掛けるがあっという間に時間は過ぎタイムアップとなり、府中が接戦を1-0で制した。優勝争いには負けられない試合を勝利した府中はもっと喜ぶのかと思いきや選手は冷静に勝利を受け止めていた。次節はCAFURINGA戦、優勝を見据えて次の試合がより大事な事を認識していたのかもしれない。