Festilo 0-1 フェニックス☆サンゴ
得点者:9分34番樋口選手(サンゴ)
まだ今季勝ち点を挙げていないフェニックス☆サンゴに対するは今季2引き分けをして勝ち点2を得ているもののこちらも未勝利のFestiloとの戦い。失礼ながら最下位を争う裏天王山の戦いでもある。試合序盤から前プレを選択し積極的にプレスを仕掛ける。それに対して無理にキープをせずにロングキック等でプレスを回避してきた。コートが狭い事もありサンゴも前目に守備ラインを引いた事でお互いにボールが回せず落ち着かない展開が続く。サンゴは14番藤田選手がコートに入るとキープ力を生かす為にGKからでも直接ボールを供給しFestiloの脅威となる。ロングボールを続けられる事で徐々にプレスが弱まってきたFestiloに対して前半9分にサンゴ34番樋口選手が中盤でボールをカットすると素早くシュート体勢に持ち込み鋭いミドルシュートが逆サイドに決まりサンゴが先制点を奪う。先制点を奪われたFestiloは何か迷いながらプレーしている様にも見えた。前半は
後半に入ってもお互いの守備にひっかかりなかなか決定機を作れない両チーム。共ににシュートはキックインからのいわゆる”チョンドン”位しか打てなくなってきていた。1点リードを保っているサンゴは無理して攻めずにリスクを回避する事でFestiloも焦りが見え始める。そこでFestiloはサイドでサイ―を使い縦に起点を作り攻撃を組み立てる。しかしサンゴもこれに対応すると戦術を守ろうとコースが内にも関わらず無理してパスを出す等、確率の低い攻撃に終始しなかなかシュートまでも持っていけない。熱い守備網を崩せないまま1分を割った時間帯でFestiloがGKと1対1になる千戴一隅のチャンスを迎えるがサンゴGK1番横川選手の素早し飛び出しでこれを防ぎ万事休す。1-0でサンゴが勝利を挙げた。
サンゴは今季初勝利で勝ち点3を挙げてFestiloを交わして7位に浮上。逆にFestiloは入れ替わりで最下位に転落した。Festiloは何か自信無さ気にプレイしているようにも見え、まだチームとしての戦い方が固まっていないようにも見えた。特に4試合終えて得点が3点と得点力不足は深刻だ。