PESCADOLA Bairalinas 1-2 Forest ANNEX
得点者:14分15番山田選手(町田)、19分27番鹿毛選手(ANNEX)、29分27番鹿毛選手(ANNEX)
共にボールを大切につなぐチーム同士の戦いは首位を狙うANNEXが試合序盤戦術の動きを多用し試合の主導権を握る。シュートまで持ち込む機会も多かったが枠を外れる事が多く決定機を決めきれないでいた。しかしチャンスを多く作り出し小まめな交代を繰り返しながらも町田を押し込んでいた。町田はややANNEXに押されながらも時折ドリブルで攻め上がる等カウンター中心であったがチャンスを作り出していた。先制点は前半14分町田15番山田選手が左キックインの戦術からファーサイドで合わせてゴールを奪った。町田の戦術はキックインの時に選手4人が横一列に並びそれぞれ決まったスペースに走り込みキッカーがどこへ出しても良い。今季に入り度々見ていたが相当練習を重ねている様子で少ないチャンスを見事に決めた狙いどおりのセットプレイだった。
前半を1-0町田リードで折り返した試合は後半に入っても攻勢を続けるANNEXが後半4分に同点に追い付く。27番鹿毛選手がスペースに出たボールへと素早く反応し走り込んで低い弾道のシュートを決めた。町田はいつもはていねいにボールを回してポゼッションを高めるが、この日はシンプルな攻撃を選択しドリブル突破など個の力を使って攻撃を組み立てる。ANNEXは前線でなかなかボールが収まらずシュートが遠目からとなり決定機が作れない状況が続き試合はやや膠着状態へ。こういう状態を打ち破るのはやはりセットプレイなのだろうか。後半14分右サイドのキックインからの戦術で16番藤井選手が放ったシュートは一度はGKに防がれるがこぼれたボールを27番鹿毛選手が押し込んで勝ち越しに成功する。試合はこのまま終了し先制されながらもANNEXが逆転勝利を飾った。