Bardral浦安Las Bonitas 3-2 ceu paletaA&S
得点者:8分12番松本選手(ceu)、36分11番吉川選手(浦安)、37分5番竹澤選手(浦安)、38分11番吉川選手(浦安)、38分13番間瀬選手(ceu)
この日のceu paletaは先発を少々変更し不動の先発20番宇津木恵選手に変えて14番篠崎選手を起用。戦術的な面と言うより痛めている個所のケアを行う為の時間を作っているように見えた。引き気味に構え守備ラインを張るceu paletaに対して浦安はいつものようにボールを回し隙を伺う。しかし先制点はceu paleta。8分に右サイドからのキックインからいわゆる「チョンドン」をやると思いきやキッカーの2番宇津木有選手がファーサイドに詰める12番松本選手へシュートパスを供給する。意表を突かれた浦安は対応できずファー詰めした12番松本選手がこれを決める。虚を突かれての失点となった浦安だったが気持ちを切り替え得点を積極的に狙いに行く。しかし自陣に引いて守るceu paletaの守備をなかなか崩せずに苦戦する。前からプレスをかけようとするとロングスローやロングキックでリスク背負わない守備でceu paletaはこれを回避。前線で13番間瀬選手、20番宇津木恵選手がボールを持つとボールが収まりシュートまで持っていける形となり、そしてこの2人へ2番宇津木有選手が絶妙のロングボールを供給していた。浦安は厳しい寄せがファールと判定され前半で5ファールを貯める等何か浦安らしさの見えない前半だった。
後半に入りいつものようにボールポゼッションを高め攻撃を作る浦安はシュートを狙う姿勢が顕著となり次々とシュートをceu paletaに浴びせるがGK1番江口選手がこれを尽くセーブ。決定機に抜群の飛び出しと反応を見せて浦安の猛攻を凌いだ。後半10分前後にはお互いに闘志むき出しでスライディングの応酬。フェアで激しいプレイに試合はヒートアップしていく。しかし20番宇津木恵選手が足を負傷。交錯したものではないようで古傷を痛めてしまったように見えた。一度はベンチへ下がるものの再びピッチへ戻る等この試合に賭ける気持ちは並々ならぬものがあったようだ。更に2番宇津木有選手も左足のつま先部分を気にして一度ベンチに下がり治療をするなどceu paletaは満身創痍の状態だった。手こずっていた浦安だったが後半16分にパスで崩した浦安が11番吉川選手のゴールで同点に追い付く。17分にも浦安5番竹澤選手がゴールを決めて逆転に成功する。更に18分にも右サイドを突破した13番阿部選手の折り返しを11番吉川選手が気迫のスライディングシュートを決めてリードを広げる。しかしまだ諦めないceu paletaは驚異の粘りを見せ左サイドのキックインからの「チョンドン」シュートを13番間瀬選手が体ごと押し込み1点差に追い上げる。しかし追い上げもここまで。最後まで目の離せない試合は3-2で浦安が勝利した。