フォルトゥーナ(青) 0?1 FUSION(緑)
得点者:28分守田選手(FUSION)
昨年残念ながらプレーオフに進出できなかったFUSION。戦術と経験を蓄え飛躍の年にしたいシーズン。対するフォルトゥーナは2008年にA Roda da Fortuna Futsalとして東京都2部に参戦していた当時の選手を中心に結成(現在の名称はMANA CAMISA)。ユニフォームも当時のユニフォームを着用して参戦している。フォルトゥーナには都リーグとの重複登録選手がいる為、昇格対象外となる。
試合は優勢と見られていたFUSIONが大苦戦。笑いを交えながらも重複登録選手が要所要所を抑え、FUSIONの攻撃を凌ぐ。FUSIONは相手ののんびりしたペースに合わせてしまったのかいつものような厳しい動きやボール争いの時の激しさが見えない。スコアレスドローが見えた28分FUSION?守田選手がゴールを決め、何とか1-0で勝ち点3を挙げた。
シュート数はFUSIONが試合を通じて29本に対してフォルトゥーナは0本。数字ではFUSIONが試合を支配しているようにも見えていたが何か歯切れの悪い試合だった事は確かだが、5試合しかないリーグ戦で勝ち星を挙げられた事は良い結果だったと言えるだろう。フォルトゥーナはこのエントランスリーグの主旨に最も近い気がするチーム。昔一緒に戦ったチームメイトが友人を連れるなどして再結成。様々な経験を経てまた同じチームで戦う。そしていざボールを目の前にすると時には真剣に、そして時には笑いも交えて試合を行う。勝ち負けももちろん大切だが、それ以上のフットサルの素敵な部分を見せてくれるような気がした試合だった。