大会最終日となった3日目の3/27(日)に決勝ラウンドが行われた。準決勝はピッチの大きさは予選リーグと変更ないものの試合時間が12分ハーフから15分ハーフへと変更となる。大会も3日目となり疲労との付き合い方も必要だろう。決勝戦からはピッチも20×40mへと変更され点灯されるライトも増加。テレビカメラも複数台稼働し実況席にはJFAアンバサダー相根澄氏、芸能人女子フットサラーの田代さやかさん、ピッチレポーターに同じく芸能人女子フットサラーの花秋奈津さん、横山愛子さんが準備し一気に華やかさを増し、決戦の準備が整った。
<試合結果>
準決勝
広島県選抜 6-4 静岡県選抜
大分県選抜 5-1 北海道選抜
決勝
静岡県選抜 3-2 大分県選抜
静岡県選抜が3回目にして初の優勝を勝ち獲った。第1回大会では東京都選抜に、第2回目は兵庫県選抜といずれも優勝経験のあるチームに敗退し3位だった事を考えると順当な結果とも言える。しかし平均年齢で9歳程差のある初出場の大分も2点を先制するなどあわやという活躍を見せた。静岡は小粒ながらフットサルをよく知っており、大分の秀でる個の力をチーム全体でカバーしあった戦い方は日本人の戦い方の見本ではないかとも思えた。3位に入った広島県選抜と北海道選抜はいずれも初の決勝ラウンド。持ち味を存分に出した戦い方は対戦相手を苦しめた。
個人賞は以下の通り。
<個人賞>
高知放送賞;? 佐藤楓選手(大分県選抜)
高知新聞賞:?石川美郷選手(静岡県選抜)
直前に東日本大震災が発生し開催が危ぶまれたが、静岡県選抜の優勝で幕を閉じた。フットサルができる喜び、そして開催にご協力いただけた方々のあ りがたさを実感した大会になった。各地でフットサル関連のチャリティが行われている。震災に遭われた地域の方々に1日でも早くにットサルをやる喜びを感じて欲しい。そして来年のこの大会には被災者の方々も一緒に参加できる大会になるよう心から祈りたい。
優勝:静岡県選抜
準優勝:大分県選抜
3位:広島県選抜
3位:北海道選抜