ファンレディース 3?1 FFCエストレーラノーボ埼玉
得点者:5分?服部選手(FUN)、9分?渡部選手(FUN)、13分大澤選手(FFC)、26分渡部選手(FUN)
FUNはGK?手塚選手、?宇津木選手、?四宮選手、?多々良選手、?鎌倉選手のスタメン。FFCはGK?神山選手、?塚越選手、?杉山選手、?大澤選手、?田村選手の布陣。FUNは?宇津木選手をフィクソに位置して長めの時間にピッチに立ち、他の選手をこまめに交代させる。前半5分にそのFUNが先制。パス回しから?服部選手が左足で放ったシュートはディフェンスにあたったもののゴールに吸い込まれていった。更に9分にも左サイドのキックインからFUN?横山選手のシュートがディフェンスに当たりコースが変わった所を?渡部選手がスライディングして押し込んだ。FFCはいつものようにシンプルに縦に入れて起点を作るか1対1の仕掛けからシュートへ持ち込むが巧みなFUNのカバーリングで思うような形が作れないでいた。しかし?大澤選手が自陣のパスカットからそのままドリブルで持ち込んでのシュートが決まり1点を返して前半を終えた。
FFCは前半守備の時にボックス型になる事をベンチから時々指示されていたが後半に入るとそれは修正されていた。しかしFUNのシュートが何度かバーを叩くなどFUNの攻勢が続き、守る時間帯の多いFFCだった。重要かと思われた次の点は11分FUN?渡部選手が決めて3-1とした。右サイドキックインから?四宮選手が放ったシュートをファーサイドで体ごと気迫で押し込んだ。本人は照れ笑いを浮かべていたが気持ちで奪った得点だった。その後も優勢に試合を進めたFUNが3-1で勝利した。
FUNは?宇津木選手の出場時間が長めである事がやや気になるが、若手選手が躍動。特に2得点した渡部選手、同じくゴールを決めた?服部選手、?横山選手等の動きが印象に残った。また?多々良選手の安定化は特に目を惹いた。FFCは個のスキルをうまい具合にFUNにチームとして消されてしまった感があった。