FUSION 16-0 MIRACRON
得点者:?大石 7点(2分、5分、10分、10分、20分、28分、29分)、?守田(7分、11分、15分、16分、17分、19分、23分、?入江(3分)、?竹内(18分) 全てFUSION
1stステージ5位のFUSIONと7位のMIRACRONとの対戦。1stステージでは7-0と快勝していたFUSIONはこの試合も攻撃的に試合を進めた。FUSIONの前プレに防戦一方となってしまったMIRACRONだったが、チームのポリシーなのかGKからのロングスローを使用せずボールを必ずつなぐ方法を選択している。それが故に自陣でボールを取られすぐにシュートを打たれるというサイクルを繰り返す。当然失点も多くなり、前半を終わって7-0という大差がついてしまった。後半に入っても攻撃の手を緩めないFUSIONは選手交代を頻繁に繰り返し前プレを徹底。結果?大石選手、?守田選手が7得点ずつを奪い、16-0と予想以上に点が開いてしまうゲームとなった。
FUSIONは意思統一が図られており、監督からの指示も細かい。サッカー経験者、未経験者が程良く混ざっており、「フットサル」をやろうという意識の高いチーム。欲を言えばシュートの意識を高く持って欲しいと感じる場面がある。フットサルは点を取るスポーツであり、シュートを打たないと点は取れない。今日得点を奪った選手はやはりシュートの意識の高い選手。インステップキック、シュートレンジという課題はあるとは思うがシュートを打つためのトラップ、パスを意識できると更に上位に行けるチームだと確信している。
MIRACRONは悔しい大敗となってしまった。ポリシーとしてのパス回しはある意味大きな決断だとも感じる。昨年からのオープンリーグ参戦以来まだ勝ち点を得る事ができていない中でもブレはない。監督は府中アスレティックFCの各カテゴリーで指導を行っている峰山氏。育成のプロセスをとても大事にしている理論家であり、フットレポブログでもお馴染みだ。筆者が心配する事ではないが、結果が出ない事や大敗してしまう事にネガティブになってしまわないか、モチベーションが保てるか気になっている。そこはもちろん織り込み済みだとは思うが、こういうチームこそ是非応援したいと思う筆者はMIRACRONにエールを送り続けたい。