武蔵丘短期大学シエンシア 2?0 Amaralo/峰FC
全国大会への残り1枚の切符を争う3位決定戦。大会自体初出場の武蔵丘と過去全国大会出場の経験もある峰FCの対戦は初めて。武蔵丘の先発メンバーはOGを中心にGK?齋田選手、?北上選手、?鈴木選手、?石田選手、22番柴田選手。峰FCはGK山下選手、?坂本選手、?宮川選手、?工藤選手、?井川選手と準検証と同じ先発メンバー。
試合はすぐにスコアが動き、前半2分、峰FC?坂本選手の武器である左足のシュートが決まり、峰FCが先制。武蔵丘は引いて守る峰FCの守備に手こずりなかなか有効なシュートが打てずにいたが、ボールキープの時間が長くほぼ試合を制圧していた。何とかPivoを使って押し上げを図ろうとするが、浮き玉でのパスが多く、ボールを処理している時間で峰FCが寄せる事で決定機を作らせないでいた。しかし得点を奪えないままで武蔵丘は消化不良のままハーフタイムに突入した感があった。
後半に入りようやく前半3分にワンツーで抜け出た?北上選手のシュートが決まり同点とすると、6分にも?石田選手もワンツーでゴール前に侵入してGKを倒しておいてから心憎いループシュートを決めて勝ち越しに成功。基本であるパス&ゴーの形で数的優位を作る事に成功したのが得点につながった形となった。負けられない峰FCは?宮川選手、?坂本選手の出場時間を長くし巻き返しを図りたかったが、やはり本日2試合目ともなればやや疲れも見え、反撃の糸口を見いだせず2?1のスコアで武蔵丘が3位の座を勝ち取り、最後の全国行きの切符を手にした。
武蔵丘はこの大会、様々な戦い方をするチームと対戦しその中で成長しているようにも感じた。高いスキルを持った選手が突如フットサル界に参戦し試合を重ねる毎にフットサルを吸収していく脅威のチーム。全国大会でもきっと上位に顔を出す事は間違いないだろう。