ボルボレッタフットサル2?3アマレーロ峰FC
峰は1試合目を落としているだけに地元栃木県での開催で何とか勝利を飾りたいと試合開始から積極的に攻撃を仕掛ける。左サイドでドリブルを仕掛ける?坂本選手、そして右サイドでは?井川選手がディフェンスと駆け引きしながらボールを受け攻撃の糸口を探る。対するボルボレッタフットサル(以下ボルボレッタ)は引き気味に位置しボールを奪うと一気にカウンターを仕掛ける。先制点は10分、峰GK?山下選手がボルボレッタのシュートをキャッチすると素早くスローイング。ハーフライン付近で受けた?宮川選手が振り向いてGKが前に位置しているのを確認するとすぐさま右足で放ったロングシュートがゴールに吸い込まれていった。その後も峰がゆったりとしたボール回しから攻撃を組み立て、キックインからシュートへの道を探っていた。
後半に入ると逆にボルボレッタがボールをキープする時間が増える。ゴール前での間接フリーキックのチャンスを得たが、これを生かせず、またゴール前までに攻め込むもののシュートの積極性にやや欠け、得点を奪えないでいた。すると後半4分峰?工藤選手の右サイド突破からのグラウンダーの折り返しをゴール前で受けた?坂本選手がシュートフェイントからアウトサイドへ持ち出しゴールキーパーをかわして冷静にゴールを決めた。この後は淡々と時間が過ぎていき両チームこれといったシーンが無いままにやや大味な展開に陥っていった。しかし後半11分にボルボレッタがタイムアウトを取ると指示を受けたボルボレッタが一気に攻撃に転じる。その甲斐あって12分に?北隅選手が?関根選手の落としをゴール前のスペースに走り込んで1点差とすると、すぐさま?高木選手のゴールが決まり、タイムアウトから約1分で同点に追いつく。ボルボレッタはシュートの意識が高くなった事が同点に追い付いた大きな要因だった。しかし13分に峰?坂本選手がカウンターから珍しく右足で押し込み再びボルボレッタを突き放した。ボルボレッタは勢いに乗っていただけにこの失点は大きく、結局3?2で峰が地元で貴重な勝ち点を3を勝ち獲った。