準決勝フォレストアネックスvsう〜魚 - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

準決勝フォレストアネックスvsう〜魚

2010年7月17日 20:50

<準決勝?>

フォレストアネックス4?4(PK5-4) う?魚

 

関東大会進出に向けて意気上がるフォレストアネックスに対して昨年関東大会へ進出できなかったう?魚と対戦。東京都リーグでは首位を走るフォレストアネックスはリーグ戦での好調ぶりをこの大会でも持続している。この試合先制点を奪ったのはそのフォレストアネックスだった。前半5分ハーフタイム付近からキックインからフォレストアネックス?桑田選手が思い切り放ったシュートはそのまま糸を引くようにゴールへ吸い込まれていった。続いてすぐにフォレストアネックス?小川選手が相手陣内でボールを奪うと素早くシュートを放ちGKの股間を抜けてゴールが決まった。う?魚は直後にタイムアウトを取り、チームを落ち着かせる。これで落ち着きを取り戻したのかう?魚もすぐに反撃。再開のキックオフ直後の?見澤選手が前線でPivoとしてボールを受けると素早く左へ反転し右足でシュートを放つと逆サイドのネットに突き刺さった。これを機にう?魚が勢いを取り戻しディフェンスの裏を使う事でPivo当てが有効になり、徐々に攻勢に出る。9分にはディフェンスの裏を取り、GKとの1対1の決定機を迎えるがこれをフォレストアネックスGK?太田選手が素早くシュートコースを消し、決める事ができなかった。ピンチの後にチャンスあり、直後の10分フォレストアネックスはう?魚GKの4秒で間接フリーキックを得る。?小川選手が足裏で動かしたボールに23小櫻選手がトゥーキックで放ったシュートは低い弾道でゴールへ吸い込まれていった。

 

3?1フォレストアネックスのリードで迎えた後半1分、う?魚?松井選手のシュートがディフェンスに当たりオウンゴールで1点差とする。しかしすぐにフォレストアネックス23番小櫻選手が左サイドのキックインからの落としを豪快にけり込み再び2点差と突き放す。フォレストアネックスリードのまま試合が進むが、徐々にう?魚の攻撃がフォレストアネックスに襲いかかるが、GK?太田選手を中心に素早い寄せと組織的な守備でこれを跳ね返す。しかし猛暑の会場でやや出場選手に偏りがあるフォレストアネックスの一瞬の守備のほころびを突いてう?魚が1点を返す事に成功する。9分に右サイドのキックインからのシュートをファーサイドで?澤田選手がダイレクトのインサイドボレーで合わせた得点だった。残り約3分弱となってからは攻めるう?魚、守るフォレストアネックスにという構図が色濃くなる。耐えるフォレストアネックスにだったが、残り4秒ゴール前に蹴られたロビング気味のボールにゴール前でGK、う?魚の選手、フォレストアネックスの選手が交錯。GKがパンチングできたと思いきやボールを捕らえきれず不運にも自陣のゴールに飛んで行ってしまった。残り僅かな時間での同点に沸くう?魚、肩を落とすフォレストアネックス。

 

試合は延長戦は行わずにすぐにPK戦に突入。試合の勢いを持ち込めた形になったう?魚GK?松尾選手の2つのセーブでフォレストアネックスが勝利した。

フォレストアネックスは終了間際での失点が痛かった。延長戦があればまだ体勢を立て直す事もできたのだろうが、気分が切り替えできないままPK戦へ突入してしまった感があった。リーグ戦ではやや苦戦している様子が見られるう?魚だったが、ここ一番の戦いで勝負強さを見せて2年ぶりに関東大会への勝ち抜けを決めた。この日ベンチにはチーム創設メンバーの一人であった春日うつぎ氏が座りチームメイトを見守っていた事は大きな事だったはず。現役を引退しても尚、チームにとって影響力が強いのだと実感した試合でもあった。

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