C's FC 1?6 CAFURINGA BOYS東久留米
現在4位につけているCAFURINGA BOYS東久留米(以下CAFURINGA)だが、まだ2試合しか消化しておらず今日勝てば2位に躍進する可能性もある。先週行われた全日本女子フットサル選手権東京都大会でも3位を確保し関東大会への進出を決め、チームは好調を維持している。一方のC'sFC(以下C's)はここまでリーグ戦4連敗と元気がない。全日本女子フットサル選手権東京都大会でもFuchu Athletic Ladiesに惨敗を喫し結果が出せずもがいているようにも感じる。
対照的なチームの対戦は立ち上げりからいきなり得点が生まれる展開となった。C'sのキックオフをCAFURINGAがかっさらうと左サイドを駆け上がった?中村選手がパスを受けて冷静にゴールに流し込み先制。公式記録では1分となっていたが、まさに電光石火とはこの事かとも言える速攻だった。これで勢いに乗ったCAFURINGAは5分にもコーナーキックからの強めのグラウンダーのパスを?川島選手がうまくミートした低い弾道のシュートが決まって2点差とした。この得点はC'sが何度もシュートを跳ね返した後の失点だっただけにショックは大きかったようにも見えた。この後、C'sは時折カウンターで攻め込む場面もあったが、ラストパスの精度を欠きせっかくのチャンスを失う場面が続いた。そうしている内に14分にCAFURINGAの3点目が生まれる。?中村選手が右サイドを突破するとファーサイドで待つ28番八巻選手が合わせた。更に今度は?中村選手が前線でパスを奪いそのままゴールを決め、4点差を付けた。C'sは勝機を見出そうと、徐々に連動制を高めてきた前からのプレスで対抗。キックインからの落としをシュートに結びつけるが、CAFURINGA守備網にかかりゴールを揺らす事はできなかった。
後半も前半同様早々にCAFURINGAが得点を挙げる。後半1分C's陣内に侵入したCAFURINGA?川島選手が第2PK付近で右足のシュートモーションからギロチンフェイントでディフェンスをかわすと左足で強烈なシュートを放つ。C'sのGKも何とか反応するも手をはじいたボールは無情にもゴールに転がって行った。しかし前からのプレスを強めるC'sは2分、ゴール前でパスカットした?小島選手がそのままゴールを決め、1点返す事に成功する。しかし攻撃の手を緩めないCAFURINGAは3分に?豊田選手が巧みなトラップからループ気味のシュートを決め、再び点差を広げる。その後、試合はやや落ち着き、力強いCAFURINGAがボールポゼッションを高める。C'sは前からのプレスを続ける。どこかで勇気を持って足を出さなくてはいけないのかもしれないが、寄せきれないでいる事で徐々に慣れてきたCAFURINGAはこれを巧みに回避。逆にCAFURINGAが前線からプレスをするとC'sは防戦一方となってしまった。試合はこのまま1?6のスコアで終了。これでCAFURINGAは開幕3連勝を飾った。C'sは泥沼の5連敗。たらればになってしまうが、前半のカウンターを決めていればもう少し違った展開に持ち込めたのかもしれないと考えてしまう。また前後半共に開始直後の失点は痛かった。守備力をベースとするチームだけに何とか失点を防いで反攻のチャンスを伺う展開に持っていきたいところだ。