ASV PESCADOLA MACHIDA Bailarinas 2?1 the sunkisst
町田はベンチ入り8人と昨年の終盤に比べるとやや寂しい状況。しかし昨季序盤も登録に間に合わない選手もおり、人数的に厳しい状況だった。the sunkisstもベンチ入り8名だったが、昨季から多少のメンバーの入れ替えがあったようだ。
試合開始早々にスコアは動いた。開始32秒、後方からのロビングパスを町田?半田選手がうまくトラップして浮いている状況で冷静にボレーでゴールにけり込み先制点を奪う。町田は圧倒的にボールを支配し押し上げていきシュートまで持っていくのだが、なかなか相手ゴールは割れない。the sunkisstは今まで同様キックインを落としてのシュート等を狙っていくが、新加入の?西口選手が懐の深いボールキープを前線で行う事で広いコートながら前でシュートを打てる状況を作り出していた。次のゴールも町田が決めた。前半9分に右サイドの突破からファーサイドで?荻原選手が合わせて追加点。?荻原選手はここ数年選手として出場していなかっただけに久々のゴールだった。この点に町田は勢いづいたはずだったが、the sunkisstも前半11分、左サイドからのキックインの落としを?西口選手の左足シュートがゴール前のディフェンスに当たりころころとゴールに転がっていき1点を返す事に成功した。
後半に入って追いつきたいthe sunkisstもシンプルなカウンターで盛り返すが、ドリブルも無理につっかける場面もあり、逆にカウンターを喰らいピンチとなる。やや町田が寄せてくると苦しくなってロングボールが増えてくる。このボールもなかなか前線で収まらず攻め手にやや困る展開となってきた。町田はコーナーキックでのセットプレイ等は行うが、流れの中では特にサインプレイを指示し合う訳ではなく連動制の動きを見せる。時間が経つに連れやや両チームに疲れが出てきたのか少々大味な展開になって決定機が少なくなってくる。町田は?鈴鹿選手が負傷、?荻原選手も相手のスライディングタックルで負傷し戦線離脱。それでも少ない人数ながらチームとしての熟成度の高い町田が1点差を守って今季初勝利を挙げた。