CHU-BAR 5?1 FILHO Ladies
試合は序盤、FILHO Ladies(以下FILHO)が前へ積極的にプレスをかけて攻め込む場面が見られたが、徐々にCHU-BARもリズムを作り、FILHO陣内へと攻め込む。しかしFILHOのGK?田村選手の好守連発でシュートを跳ね返していく。しかし前半7分、自陣で相手ボールをカットしたCHUーBARがカウンターを発動。ゴール前への折り返しを?眞貝選手がスライディングで押し込み先制点を決める。その後CHU-BARはゲームの主導権を握り、ボールポゼッションを高める事で攻撃への糸口を探るがGKを中心に守るFILHOの壁をなかなか破れないでいた。しかしつまらないパスミスでカウンターを食らう場面もあり、追加点がなかなか奪えないでした。前半17分、ディフェンスを引き連れてドリブル突破で切れ込むと見せかけて足裏ヒールで落としたボールを?眞貝選手がフリーで放ったシュートが決まり待望の追加点を決めた。
後半に入ってCHU-BARはGKが?坂部選手から?高橋選手へチェンジ。まずは1点を返したいFILHOは?長浜選手、?大森選手の息の合ったプレイでシュートまでいくが、あと一歩の所で得点を奪えない。引き気味に守っているため、攻撃を開始する場所が低く、ゴール前に持ち上がる前にチェックされてしまってた事もあった。CHU-BARもFILHOの攻撃を防いで攻めに転じるも決定打が出ず、何か淡々と時間が過ぎていく時間帯が続く。次に得点が入ったのが後半14分、ゴール前にこぼれてきたボールをこの日ハットトリックとなる3点目を眞貝選手が押し込んで3点差。更にCKの際にFILHOの守備の綻びを見逃さずにまたもや?眞貝選手がゴールを奪った。4点差としてホッとしてしまったのかCHU-BARはゴール前でファールを犯し左サイドでFILHOにFKを与えてしまう。角度的にはやや厳しかったが、FILHO?大森選手が直接決めて1点を返した。しかしCHU-BARもすぐに?菅原選手からの折り返しを本日5点目となる?眞貝選手がスライディングシュートを決めて5-1とダメ押しの得点を決めて試合を決めた。
CHU-BAR?眞貝選手はこの日チーム全得点を叩きだす5ゴールの大活躍を見せてチームを勝利に導いた。FILHOは序盤や後半の立ち上がりに攻め込む時間帯があっただけにそこで得点を奪えなかった事が大きく響いた様子。守りはGK中心に粘り強く守れただけに得点のタイミングで試合の流れが変わっていたかもしれないだけに残念。前線へのボールの運び方とフィニッシュにもう一工夫あれば良い結果をもたらせてくれそうな予感はある。