ASV PESCADOLA MACHIDA Bailarinas 4?1 C'sFC
怪我人等でベンチ入りメンバーが少ないASV PESCADOLA MACHIDA Bailarinas(以下町田)は今日も登録8名だった。対するC'sは第2節から3節の間の約2週間でチームとしての熟成ができたのかが注目点。試合は立ち上がりから町田がC'sを圧倒。前半4分に町田?山田選手が左サイドで浮き球をうまくトラップすると左へ持ち出し思い切り左足を振りぬいたシュートが見事に決まり先制点を挙げる。更に?福下選手がこの日を通じて左サイドを制圧。巧みなドリブルでC'sディフェンスを翻弄し何度もチャンスを作っていた。勢いにのる町田は9分にPKを獲得しこれを?荻原選手が冷静にインサイドで決めて2点差。更に13分に右サイドでしかけた町田?福下選手がコースを消してきたGKの頭上をふわりと越えるループシュートが決まり3点差とした。この後C'Sは前からのプレスを行うと徐々にシュートが増えおしい場面も作り、やや盛り返して前半を終えた。
後半に入りややゲームが落ち着いた様子が見えたが、町田がボールキープ率を高め、シュートまで持っていくが点差からくる余裕もあったのかシュートをことごとく外してしまう。後半は12分のオウンゴールのみと点差からこの日C'Sは今まで行っていたセット起用をやめ、少しずつ交代を行った。しかしパスの出し手と受け手の意図が合わずに相手ボールにしてしまう場面が何度かあり、パスが思うように回らなかった。更にパスが回らない事で一発で前線にボールを出そうとしてしまい攻撃がなかなか作れずにいた。しかし4点差とされ開き直りもあったのかはたまた町田の油断もあったのか14分にワンツーで抜け出たC'S?石神選手がシュート。一度はGKに跳ね返されるものの再度足元に収まったボールを無人のゴールに蹴り込んで最後の最後で1点を返した。C'Sにとって1部初得点。これが何かのきっかけになってこれからの戦いにつながる事を望みたい。
町田はやや中だるみしてしまったのが気になるが、少ない人数で戦った事もあり、致し方ないか。実際には点差以上の内容であった事は間違いない。なんとか怪我人が返ってくるまで踏ん張り、今後の攻勢につなげたい所だろう。