ロクFC Grama 0?0 chechio
両チームともに決定機を決められない試合だった。ロクは序盤から前を向いている人にシンプルにシュートを打たせようという意思統一がされている事もあり、シュート力のある?金澤選手、?戸田選手にボールを集める。chechioは足元があってボールもさばける?栗原佳選手をフィクソに置いてドリブル突破力のある?栗原三選手を中心に攻撃をしかける。開幕戦同様、キックイン、コーナキックから積極的にサインプレーを使い、またパラレラやジアゴナルをしかける。結果にはつながらなケースもあるが、通用するかしないか、またどういった点でうまくいかなかったかというのは試合で積み重ねる事で精度が高まる場合が多い。またリスクの観点から止めなくてはいけない場面も出てくる。実戦での経験は何物にも代え難いものだけにチームとしての財産になっていくはずだ。
前半守備のラインは両チームともにハーフライン付近に置いてチャンスと見るや前へとプレッシャーをかけていく。そのタイミングについてはロクはピッチ内で声をかけながら詰めていくのに対してchechioはベンチからの指示でプレッシャーが始まる。後半に入るとロクはやや前からプレスをかけるが、カットできてもシュートへ行く前にカットされたりシュートをブロックされてしまい決定機までには至らない。またロクGK?柴田選手、chechioGK?宇高選手の好守もあって両チーム共にゴールを決める事ができずスコアレスドローで試合は終了した。
chechioは2戦目にして勝ち点1を獲得。Gramaはベンチ入りメンバーが少なく交代もあまりできない状況でコートに長くいる選手もいて終盤には疲労の色が見えた。後半は30本もシュートを打っていただけにあと一歩、あと一工夫で点が取れただけに悔しい引き分けとなったはず。昨季主力だった西形選手のAventura Kawaguchiへの移籍は痛いが各自がレベルUPする事によってカバーしてもらいたい。