Pude Chiba 1?1(PK4-2) ceu&paleta
準決勝1試合目は試合開始から組織性と連動性を得意とするPude Chibaが試合序盤を優位に進めるもののカウンターと力強さで対抗するceu&paleta。前半はほぼ固定メンバーで相手の様子を伺いながらの試合模様で両チームスコアレスで終了した。
後半に入って試合はいきなり動いた。1分、?福原選手が右サイドを突破。角度の無い所から相手ボールになりそうな所を無理な体勢から折り返し?篠崎選手がゴール前でインサイドで合わせて先制点。しかしすかさずceu&Paletaも?福原選手のゴールで同点に追いつき一歩も引かない様相。Pude Chibaは前半同様ボールキープ時間を長くしてゴールに襲いかかるが、ceu&PaletaのGK?江口選手の好セーブ連発ではじき返す。次第にceu&Paletaも無理をせずにショートパスをつなぐスタイルを取り、両チーム共に質の高いフットサルが展開された。
試合は前後半でも決着がつかず、大会規定により5分ゴールデンゴール方式の延長戦へと突入。これでも双方譲らずPK戦へと雪崩れ込んだ。
PK戦では先攻のPude Chibaが1本外したものの残り4本を決め、決勝進出すると共にCOPA JAL全国大会への出場権を獲得した。
Bardral Urayasu Las Bonitas 0?2 Aventura
準決勝2試合目は試合早々のAventuraGK?本多選手の好セーブで勢いに乗り、正に壁となって古巣浦安に立ちはだかった。サイドのドリブル突破と?吉川選手へのPivo当てを中心に攻撃を組み立てるが、Aventura?藤田選手、?小野選手、そして?GK本多選手が経験に裏打ちされた老獪な守備でゴールを割らせない。そして前半9分、この大会のベストゴールとも言えるゴールが決まる。?藤田選手はGK本多選手がボールを持った瞬間に自陣深くからすぐさま敵陣内に走りこむ。GK?本多選手から矢のようなボールが投げられるとハーフウェイ付近で走りながらジャンプして胸でトラップをしてそのまま前へボールを運びすかさずファーサイドへこれを走り込んだ?西形選手が見事に押し込んだ。観客席からも歓声とため息がもれるほどの見事な得点だった。
更に前半10分、右サイドのキックインから?小野選手がゴール前にシュートパスを送ると?佐藤選手がドンピシャで合わせて追加点。GKが一歩も動けないほどの見事な点だった。
後半に入って?藤田選手、?小野選手をベンチに置いたまま臨んだが、?本多選手が当たりまくったという表現が正しいだろうか、尽くシュートをはじきまくった。その後残り5分に?藤田選手が、残り2分となり?小野選手が登場して最後を締め、会心の勝利を見せた。浦安はペースが掴めないまま試合が終わってしまったという感が強いが、改めてGK?本多選手の偉大さを感じさせる試合となったかもしれない。