<参入戦出場チーム>
武蔵丘短期大学
cerchio
Fukaya
Aventura
来季は埼玉県女子リーグが面白いのでは、そう思ったきっかけは間違いなくスペインから帰国した藤田安澄選手、そして常勝Fun Ladiesの小野芙美子選手が埼玉県で新チームを立ち上げるとの情報を得たからだ。埼玉県女子フットサルリーグは昨季までdolce da donnaが2年連続優勝し関東女子フットサルプレリーグに参加。2008年度の第1回は2位、2009年の第2回は4位と上位につけている。
しかし全日本フットサル選手権をはじめ、全国規模の大会での実績を残せてはいない状況。今年度は8チームで総当たりリーグ戦を開催し、上位、下位でそれぞれリーグ戦を行った。そしてFFC Esrela NOVOがdolce da donnaの3連覇を阻み来年度からの第1回関東女子フットサルリーグの出場権を得た。
3/13(土)、14(日)に宮代町総合体育館で開催された今季の参入戦出場チームは4チーム。全チーム参入予定で、来季は12チームで開催される事になるが、今回の参入戦はプレシーズンマッチの意味を込めて順位を付け、県リーグの対戦カードの確定を行う為にも開催されたようだ。前述の新チームはAventuraだが、他にとても興味深いチーム名を見かけた。それは武蔵丘短期大学。関東大学女子サッカーリーグ、埼玉県女子サッカーリーグに所属し毎年なでしこリーグ(Lリーグ)に選手を輩出している女子サッカーの名門校。フットサルリーグへの参戦の意味やAventuraの陣容を調べるべく参入戦を観戦しに現地へ足を運んだ。
1位 武蔵丘短期大学
2位 Aventura
3位 Fukaya
4位 cerchio
大差がついてしまったゲームもあったが、参入戦とは言えレベルは決して低いものではなかった。指導者がベンチで指示を出し、しっかりとボールを回し、チャンスにはサインプレーでシュートの形を作るなど意識は非常に高い。話題のある新規参入組に対して更に既存のチームにも大型補強の噂も流れてきている。今季の埼玉県リーグには是非注目してみたい。