東京都女子フットサルリーグ1部総括 - 女子フットサル|PANNA-FUTSAL

東京都女子フットサルリーグ1部総括

2009年11月14日 19:40

FUNの全勝優勝で終わった今季の東京都フットサルリーグ1部。開幕当初は得失点差でうー魚が走っていたが、第8節にうー魚が敗れてから1位をの座についた。関東女子フットサルプレリーグ等もこなしながらの価値ある優勝。特定の選手に頼らない「全員フットサル」は勝利を挙げながらチームの底上げを図る事ができた。同じ優勝でも昨年とは質が違うと言える

2年連続2位となったうー魚は新加入選手を加えた陣容はリーグ屈指でベンチ入りできないメンバーもいるほどだったが、夏過ぎから急激に調子を落としてしまった。本来は全勝で最終節にFUNとやりたかっただろう。来季はもう一度チーム作りが必要だろうか。

3位は過去最高位のForest ANNEX。第1回から参戦している老舗チームで決してうまいとうならせるチームカラーではないが、気持ちのこもった試合 を見せる。一時は選手も減って成績が振るわないシーズンもあったが、現在はベンチ入りできないメンバーもいる程でチームワークの良さはリーグでも随 一。OBも練習を手伝うと聞いており、選手、関係者が一致団結した結果が過去最高の成績を残せた大きな要因だろう。来季の飛躍が期待される。

4位は3勝2敗2分のASV PESCADOLA MACHIDA Bailarinas。勝ちきれなかった2分が響き4位に留まった。開幕当初はベンチ入りメンバーも少なかったが徐々に増えていった。しかし反比例して成績が伸び悩み最終節でForest ANNEXに交わされてしまった。先進的なフットサルを展開するだけに戦術の浸透が必要だろう。

5位はCAFURINGA BOYS東久留米。開幕当初はベンチ入りが5人という試合もあり苦しんだが徐々にメンバーが増え、それに比例して調子も上がっていった。男子チーム同様、シンプルにボールをまわして1対1の場面を作り勝負するスタイル。個々の能力も高く来季は優勝争いに加わりたい。

6位にはFuchu Athletic Ladies。昨年7位だったがGALOの脱退を考慮すると昨年と同じポジションか。しかし?森田の復帰は関係者を喜ばせた。昨年と比べて得失点差が改善されたが真価が問われるのは来季だろう。徐々にではあるがチーム力は付いてきているのは間違いない。

7位はthe sunkisst。昨年は入替え戦で十条FCレディースをかわして1部残留を決めたsunkisstだったが、戦い方はいたってシンプル。個々の能力を最大限に生かすスタイル。昨季と比べて失点数は減ったものの得点数も下がってしまった。最終節までは3点しか取れず最下位グレートガールズよりも少なかった。各チームに研究されていて壁を感じている時期かもしれない。個々の能力を生かす戦術への取り組みが来季のカギか。

8位グレートガールズは1試合平均11点と1部の攻撃力に守備が崩壊してしまった。自動降格となるのか入替え戦に回るのかは未定だが、非凡な攻撃力を持つチームだけに、まずはメンバーの拡充と守備の整備が必要だろう。

既に退団、移籍、監督・コーチ交代なども噂レベルで聞こえてくる。来季の開幕までにどのように体力、戦力を整える事ができるかが大きな鍵となる。来季の準備は刻々と進んでいる。

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