スペインでプロとして活躍していた藤田安澄選手の日本復帰は突然の発表だった。日本のどのチームに所属するのか非常に注目されたが、選んだのは府中アスレティックレディース。このENTLO SUPER CUPにその府中アスレティックレデースが出場。コートの周りには古巣であるFUNのメンバーはもちろん多くの観衆が藤田選手の一挙手一投足に視線が注がれた。
府中は決勝トーナメントに進出したが準々決勝でCAFURINGA BOYS東久留米に敗退。その中でも予選リーグ残りわずかでゴールを決め、決勝トーナメント進出を最後に手繰り寄せたプレーは圧巻だった。しかしまだ迷いながらプレーしている部分も見受けられた。
そんな藤田選手に時間を割いていただきインタビューしてみました。
?府中アスレティックを選んだ理由を教えて下さい。
日本復帰を決めた時点でどのチームに入ってもシーズンの残りが少なく途中加入は迷惑をかけるのではないかと思っていた。しかし日本女子代表の活動もありどうしようか迷っていた。そんな時に府中から「経験をチームに伝えて欲しい」とお話をいただいた。府中は組織もしっかりしていて自分のこれからの活動の為にも勉強になるのではと考え、加入を決めました。
?府中で初めて大会に出場した印象は？
良いもの持っているのにそれがピッチで生かせていないと加入前から感じていたが、今日もそんな感じがした。良いところを引き出そうと思っていたけどまだ加入間もない事もあって自分としてはうまくできなかった。正直今まで自分のしてきたプレイとのギャップもあったのも事実。でも今シーズンまだ東京都リーグが残っていて登録も間に合うそうなので一生懸命プレイしたい。
