MANA CAMISA 0-1 C's
C'sと今季よりチーム名称が変更となったMANA CAMISAとの対戦。昨年のリーグ戦では12番酒井選手渾身のFKでC'sが1-0で勝利を掴んだ。両チーム共に今季は入退団選手も多くどのような試合になるのか注目された。試合開始直後C'sは積極的に前線からの守備を選択。ボールを奪取したかったが、MANA CAMISAは手数をかけずセーフティにプレイしリスクを回避した。3分過ぎからC'sも前プレスを止めるが、球際へは激しく体を寄せる。しかしMANA CAMISAもフィジカルの強い選手が多く体を張って防いだ。両チーム共にキックインからシュートする形を多用しゴールを狙うが枠を捉えられずスコアは動かないまま前半を終了した。
後半は両チームとも前線からプレスを開始。ボールが落ち着かない展開が続くが、徐々にC'sのボールキープが増えシュートまで持ち込めるようになる。C’s待望の得点が生まれたのが後半7分、12番酒井選手からの浮き球パスを左サイドの6番尾田選手が胸トラップでコントロールし中央にカットイン。追いすがるDF2人に対してうまく体を入れて振り切り、倒れながらも豪快に蹴り込みゴール。気迫溢れるプレイと先制点にC’sは勢い付く。ここからベンチのC'sはベンチの指示を忠実に守り、ボールをキープして無理に攻める事をしない。MANA CAMISAは疲れも出てきたのかなかなかボールが奪えず、ボールを奪っても単発な攻撃に終わってしまう。結局このまま試合は昨年同様1-0でC'sの勝利となった。MANA CAMISAはまたもや1点差での敗戦。個の力があるだけに今後に注目したい。
キックインから積極的にシュートを打つMANA CAMISA
フィジカルを組織的な守備でカバーしたC's
C's6番尾田選手気迫のドリブル。この後のシュートが決勝点となった。
<C's渡邉監督、橋本コーチ、天野コーチ試合後のコメント>
今日の狙いは前線に守備ラインを引いてゴール近くでボールを奪ってすぐにシュートへ持ち込む事だったが、MANA CAMISAの中央の選手のフィジカルが強く、球際で負けてしまい予想以上に苦しんだ。今季は既にデルソーレ中野レディースに敗戦を喫してしまったが、あくまで1部昇格が目標。残り全勝して昇格のチャンスをうかがいたい。