Fuchu Athletic Ladies 0-5 うー魚
立ち上がりからうー魚が守備ラインを前線にひき積極的にプレスをかける。これによって府中はなかなかパスを繋げる事ができず、前線へボールを運べない。一方の府中は自陣に侵入してくるボールをアラを中心にケアする。それに対してうー魚はアラとフィクソの連携でピヴォ当てを多用しプレスを回避しボールを支配する。状況を見て府中は前半4分という早い時間にタイムアウトを取り対策を練る。先制は試合を優勢に進めていたうー魚。右サイドからの折り返しを11番小川選手が懸命にスライディングで足を伸ばし執念でゴールへ流し込んだ。この後も前からの守備を徹底したうー魚がゲームを支配したが1-0の最少得点差で前半を折り返した。
後半開始すぐに得点をあげたのはまたもやうー魚。1分、左サイドキックインからのセットプレイで11番小川選手の左足シュートが見事に決まる。後がない府中は寄せを早めるようになりうー魚の判断が遅くなると攻撃を遮断する事ができていた。しかし5分に23番槇選手が右サイドからカットインし放ったシュートを一度はGKのファインセーブで止めたものの詰めていた13番後藤選手に押し込まれ3-0。そしてこの後府中は5ファールを重ねてしまう。その後もうー魚は持ち前の攻撃力で2点を加点。5-0というスコアもそうだがシュート数も23本vs3本とうー魚が圧倒した。
<うー魚松田監督のコメント>
府中はしっかりとつなぐチームなのでその持ち味を出されないように試合序盤から前からプレスをかけた。前半サイドの選手の受けるプレッシャーが強かったのでピヴォ当てを狙うよう指示を出しうまく選手が実行してくれた。連日の試合もうまくみんなで回せたので疲労等の問題はなかった。広いコートだったのでなかなかシュートまで持ち込めなかった時間もあったが、いろんな事がたまたまうまくいき、結果もまぁまぁでした。
ライン際を突破する11番小川選手
府中は激しく体を寄せる
終わってみるとうー魚の快勝だった