12/7(水)から9(金)、神奈川県内の体育館でフットサル日本女子代表候補のトレーニングキャンプが行われた。毎年開催されていたワールドトーナメントが中止となったが、伊藤新監督の下で国内トレーニングキャンプが開催される事となり、代表候補18名が招集された。1日目には早速トレーニングマッチが行われ、選手の実戦での状況を確認しようとしているようだ。2日目にはトレーニングマッチの課題を再確認していた。午前中は3対3や4対4を実施。3人の関係で攻撃においては幅、奥行き、裏を狙う動きなどを徹底させた。午後には1対1から再度3対3を行い、プレー強度を落とさない為か、あまりフリーズなどは行わず、プレーを止めずに指示を出すシンクロコーチングが行われていた。練習内容は非常にフィジカル的に厳しいもので、多少コンディションに差がある事を伺わせる場面もあった。伊藤監督が常に伝えていたのは、攻撃面では体の向き、サイドで高い位置で良い形でボールを持った時にエリアに入る事、守備面では間合いについての指示が目立った。新体制での一歩目となったトレーニングキャンプの雰囲気は悪くなく、選手間はもちろん、スタッフとも多くコミュニケーションが多く取られているように感じた。